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■Liberty "mirabelle"ワンピース/デ・キリコ展/リトグラフ工房■

ワンピース

生地はリバティの「ミラベル」ツイル地、ボタンはベルギーのアンティークボタン。
Tissu/fabric: Liberty of London "Mirabelle" (twill)
patron/pattern: Intemporels pour enfants : Modèles et patrons de 2 à 8 ans

フランスは布がクソ高いので、フランスで色落ちしまくり縮みまくりの品質の悪い生地を、布を計って切る係の偉そうなおばさんのアテンションをゲットするのに必死になって買うよりも、イギリスのアウトレットで買うリバティのほうがまだ安い。それでいつも私が使うのはリバティなんです。リバティで服つくると、子供服以外はほぼ必ずといっていいほどオバ臭くなるので、本当は無地の布で作ってみたいです。でもフランスではそこそこの価格・リーズナブルな価格で良いものというのは手に入りません。ああ貧乏人の味方ユザワヤに行きたい。



ところで

パリにいったら、名古屋のコレクター&クラシックカーディーラーのOさん(Oさんお名前出していいですか?)が、新しい本の取材のためたまたまパリにいらしていたので、子を連れて一緒にグラン・パレの「二重イメージ」展をみました。出てきた途端、大月さんからOさんの携帯に「今リトグラフ刷ってるけど見に来るー?」と電話があり、4区のリトグラフ工房へ直行しました。以前も一度来たことのあるリトグラフ工房でした。

子には隅の椅子に座ってビスケットを囓っていてもらい、大きなプレス機で大月さんの作品が刷り上がっていくところを見学。

古い立派な機械で二人がかりで刷っています。
良いものを見学させていただきました。

そういえば、

パリ市近代美術館のデ・キリコ展、意外に良かっです。
60年代の不思議な水浴(Bains mysterieux)シリーズは初めてみたのですが、水のかわりにプールにたまっていたり流れていたりするあの茶色のものはドロなんでしょうかウン●なんでしょうか?

■スイーツ脳宣言と頑張った自分へのご褒美■

「スイーツ脳」という言葉を覚えて以来、スイーツ脳なるものを目指して日夜励んでいます。

何それ?という人のためにwikipediaの「スイーツ(笑)」についての記述にリンクを張っておきます。

スイーツ(笑)、なんて書いている方々もいらっしゃるようですが、だいたいこの「(笑)」ってなんでしょう一体。馬鹿にしてるんだと思いますが馬鹿にしている人こそ馬鹿なのです。

なぜなら、スイーツ脳というのは、ただ脳天気なことではないのです。それは、限りない自己肯定、鬱への反重力、自己言及の暗い誘惑から軽やかに身をかわし逃走し続け生を謳歌しようとする健全なサバイバル本能、近代的自我への真のアンチテーゼなのです。現にスイーツ脳な方ほど幸せで充実したリアルライフを送っているではないですか。私も、自分が軽薄かどうか、こんな皮相的な生活でいいのか、これは自己欺瞞ではないか…なんていう辛気くさい考えは全て豪快に無視して生きていくのです(多分)。日々、スイーツ脳を鍛錬すべく、切磋琢磨、臥薪嘗胆…いやいや、というかそんなものの片鱗すら意識の表面にも意識下にも持ち合わせてはいけない(きっぱり)。スイーツ脳は自覚してはスイーツ脳ではなくなってしまう(ええっとじゃあ私はどうしたら…)。
スイーツ脳とは、このすさんだ世の中を果敢に生き残り幸せに生活するための最強ツールなのです。

スイーツ脳な女は、頻繁に頑張った自分へのご褒美というものをします。
私もその例に漏れず、清水の舞台から飛び降りる気分で大人買い:楳図かずおの『14歳』文庫版全巻を私の隠れ家的お店である海外発送専門のネット通販店(上にバナー出てるClub Japanです)に注文しました。届くのが楽しみです(あっでもまた家に置いておきたくないような怖い漫画買っちゃった…読んだあとどうしようどうしよう。捨てたり人にあげたりしたら、処分したはずなのにまた棚に並んでたりしたら怖いし)。

ところで私はよく、昔インターナショナルヒッピーだった隣のママ友(私が外人なので多分若き日のインターナショナルな環境を思い起こさせるのだろう)に、「たまには外に一緒にぱーっと飲みに行こうよ」とか「息抜きに子供はそれぞれ旦那にまかせてあたしと一緒にサルサ踊りに行かない?」と言われるのですが、彼女にとってはそれが「楽しいこと」であっても、正直、私にはそういう遊び方は円形脱毛症になるほどのストレスなんです。これはもう若い頃からそうでした(尤も、自分にとってストレスになっていると気が付いたのはちょっと後だったんですが)。あなたは、うちに来るたびに私の蔵書に目を剥いて、エドワード・ゴーリー程度でも「どうして子供がいるのにこんな本を読んでられるの!!理解できなーい」と指の股を全部広げて目を剥くのですから、山野一や丸尾末広や楳図かずお先生の絵なんてとても見せられません。でもね。でもね。すみませんが『14歳』のほうが私の等身大の自分にはあっているんです。ごめんねママ友。


■リバティ、ジャージのワンピース&カーディガン/山田正好展 in Villa Tamaris■

Dress_cardigan_LibertyTeresaTanaJersey1.jpg


生地/Fabric/tissu: Liberty of London "Teresa" Tana jersey.
ワンピースの型紙『クライ・ムキのLaLaLa〈3〉ロックミシンで子供服』より
Pattern of the dress from "Kurai Muki no LaLaLa3 Rokku michin de kodomo fuku"
カーディガンの型紙『クライ・ムキの子供服―Simple+one 』より(裾と袖口はアレンジ)
Pattern of the cardigan from "Kurai Muki no Kodomo-fuku : simple + one"


ところで先日地中海に面するツーロンの近くのタマリスにあるタマリスアートセンターVilla centre d'art Tamaris (通称Villa Pacha ヴィラ・パシャ)で開催中の山田正好"Méditer/années"展に、「子連れでもいいから泊まりがけでいらっしゃい」とご親切なお招きをいただき、行ってきました。

 「私はヒキコモリだ。ひきこもるのが好きなんだ!」と一生懸命自己正当化しながらも、文化とも芸術とも人間関係とも切り離されたこの流刑の地にて、半ば生ける屍のような毎日を過ごしている私、お陰様で久々に「生きてるって楽しいのね」という気分に浸れました。

 山田氏の展覧会はメディテMéditer(思いめぐらす)+アネ(années "年"の複数形)で、「メディテラネMediteranneés地中海」という洒落になった大回顧展でした。

 ちなみに山田氏はなぜかフランス語では「YAMADA」と大文字で姓で呼ばれています。

 YAMADA氏は私の生まれた頃あたりから、パリを拠点に活躍しています。パリのリヨン駅近くの『四つ足歩行シリーズ』インスタレーションは既にかなり前になるのにパリジャンの記憶に強く残っているようで、「リヨン駅の側でこういう作品だった」というと「あ、それ知ってる」という人は身の回りに結構いました。

 有名な胎児や四つ足歩行のシリーズの他、初期の、地下鉄のメトロのポスターをやぶってコラージュ(というよりモザイク?)した作品やデッサンも見ることができ、嬉しかったです。

私は、デュシャンはもちろん、19世紀末のパロディエクスポ(『フュミスム論』参照)にいたるまで、もともと芸術作品のタイトルにおける言葉遊びが大好物なので、"O"と"eau(水)"をかけたシリーズなど言葉遊びに興味を惹かれました。

 胎児がリュックサックをしょい、背中をまるめて、傘で杖をついて壁の隅を向いている作品や、針金のような細い人物が輪になって踊っている作品も、4歳児が指さしてギャッハッハと大受けしていました。

 展示スペースは4階もあり、全部YAMADA氏の作品で壮観でした。
 
このヴィラ・タマリスは、アーティストの宿泊所も兼ねており(3階がそうで、展示されている作品の間から部屋に入っていって眠ることになります)、展覧会準備のために来るアーティストとそのお客さんという一時客の他、常駐アーティストもいるそうです。
expoyamada.jpg

ヴィラ・タマリスの建築は、石でできたロボットのような犬がバルコニーの飾りについていたりと少しおかしなところがあります。昔、ある変人のお金持ちが、この地にこうした建築物を立てまくったらしいのです。フランスには時々こういう街があります。



「YAMADA Masayoshi "Méditer/années"展」
2009年4月26日までヴィラ・タマリスにて
la VillaTamaris
83500 La Seyne-sur-Mer
Tel. 04 94 06 84 00
14時~18時30分(月曜日と祝日は閉館)

クロード・サミュエル画廊Galerie Claude Samuel(パリ)サイト掲載の山田氏の作品の写真
ヴィラ・タマリス Villa Tamaris

■ひきこもり/リバティプリントのベビーコードで上下(Liberty of London, Sarah's Secret Garden柄)■

ネットで素敵な考え方をみつけてポジティブな気分になりました。とっても共感します。とくに最後の一行。

>600 :名無しさん@九周年:2009/02/18(水) 04:27:29 ID:XH4uzQ3vO
ビートやヒッピー同様、ヒキコモリとニートも
既存の見方を破壊する世界的現象になるかも知れない。
ネット上でウッドストック的なものもあるかも。
そう考えると、なんだかワクワクして、もう外に出れないよ。


それでもってちょっとウッドストックっぽい服をつくってみました↓
クリックで拡大 着用画像
Ensemble en style Woodstock.

チュニックの型紙 Patron de la tunique :『女の子のおしゃれ服』(荒木由紀)
パンタロンの型紙 Patron du pantalon:『1日でできちゃう秋冬こども服(ブティック・ムック No. 744)

■ワンピース第3弾(リバティStrawberry patch柄) ■

リバティのワンピースです。とりあえず全体像でまた暇なときに細部アップします。Strawberry patch柄の紫を使用。スカートだけ濃茶色のモスリンの裏地をつけました。
robelibertyviolet01.jpg
(クリックで拡大)
Tissu/Fabric: Liberty of London Tana lawn "Strawberry patch"

高校生の時テレビ東京でなんとなく見てしまっい、どうしても忘れられなかった鈴木清順の『悲愁物語』(1977松竹)、ついに再びみることができました。
日本でちっともDVDが出ないので香港から買いました。(正規品ですよ!)リージョン3なのになぜか見られました。

goo映画の『悲愁物語』についての情報
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD18684/


演出のわけわからなさもナイスですが、脚本自体もそうとうキている。「誰だこんな素敵な脚本を書いたのは!」と思って見たら大和屋竺でした。『ルパン三世』でも有名ですが、『八月はエロスの匂い』や『堕靡泥の星 美少女狩り』など私の心の琴線に触れる日活ロマンポルノ作品も大抵この人です。『荒野のダッチワイフ』はまだ見てません。

増村保造『赤い天使』も同じ香港の店で購入してこれも正規品でリージョン3なのですが、こっちはなぜか見られませんでした。こちらは日本でもDVD出ているのですがあまりにも高かったので…。
ふーむ、私のような貧乏人はこうやって銭失いをするのですね。(山野一の短編『荒野のハリガネムシ』に出てくる貧乏人の納得した口調で。)









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Author:後ろ向きな人
手芸と育児のほっこり主婦日記。
couture, crochet, point de croix, manga insolite
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