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■リバティ、ジャージのワンピース&カーディガン/山田正好展 in Villa Tamaris■

Dress_cardigan_LibertyTeresaTanaJersey1.jpg


生地/Fabric/tissu: Liberty of London "Teresa" Tana jersey.
ワンピースの型紙『クライ・ムキのLaLaLa〈3〉ロックミシンで子供服』より
Pattern of the dress from "Kurai Muki no LaLaLa3 Rokku michin de kodomo fuku"
カーディガンの型紙『クライ・ムキの子供服―Simple+one 』より(裾と袖口はアレンジ)
Pattern of the cardigan from "Kurai Muki no Kodomo-fuku : simple + one"


ところで先日地中海に面するツーロンの近くのタマリスにあるタマリスアートセンターVilla centre d'art Tamaris (通称Villa Pacha ヴィラ・パシャ)で開催中の山田正好"Méditer/années"展に、「子連れでもいいから泊まりがけでいらっしゃい」とご親切なお招きをいただき、行ってきました。

 「私はヒキコモリだ。ひきこもるのが好きなんだ!」と一生懸命自己正当化しながらも、文化とも芸術とも人間関係とも切り離されたこの流刑の地にて、半ば生ける屍のような毎日を過ごしている私、お陰様で久々に「生きてるって楽しいのね」という気分に浸れました。

 山田氏の展覧会はメディテMéditer(思いめぐらす)+アネ(années "年"の複数形)で、「メディテラネMediteranneés地中海」という洒落になった大回顧展でした。

 ちなみに山田氏はなぜかフランス語では「YAMADA」と大文字で姓で呼ばれています。

 YAMADA氏は私の生まれた頃あたりから、パリを拠点に活躍しています。パリのリヨン駅近くの『四つ足歩行シリーズ』インスタレーションは既にかなり前になるのにパリジャンの記憶に強く残っているようで、「リヨン駅の側でこういう作品だった」というと「あ、それ知ってる」という人は身の回りに結構いました。

 有名な胎児や四つ足歩行のシリーズの他、初期の、地下鉄のメトロのポスターをやぶってコラージュ(というよりモザイク?)した作品やデッサンも見ることができ、嬉しかったです。

私は、デュシャンはもちろん、19世紀末のパロディエクスポ(『フュミスム論』参照)にいたるまで、もともと芸術作品のタイトルにおける言葉遊びが大好物なので、"O"と"eau(水)"をかけたシリーズなど言葉遊びに興味を惹かれました。

 胎児がリュックサックをしょい、背中をまるめて、傘で杖をついて壁の隅を向いている作品や、針金のような細い人物が輪になって踊っている作品も、4歳児が指さしてギャッハッハと大受けしていました。

 展示スペースは4階もあり、全部YAMADA氏の作品で壮観でした。
 
このヴィラ・タマリスは、アーティストの宿泊所も兼ねており(3階がそうで、展示されている作品の間から部屋に入っていって眠ることになります)、展覧会準備のために来るアーティストとそのお客さんという一時客の他、常駐アーティストもいるそうです。
expoyamada.jpg

ヴィラ・タマリスの建築は、石でできたロボットのような犬がバルコニーの飾りについていたりと少しおかしなところがあります。昔、ある変人のお金持ちが、この地にこうした建築物を立てまくったらしいのです。フランスには時々こういう街があります。



「YAMADA Masayoshi "Méditer/années"展」
2009年4月26日までヴィラ・タマリスにて
la VillaTamaris
83500 La Seyne-sur-Mer
Tel. 04 94 06 84 00
14時~18時30分(月曜日と祝日は閉館)

クロード・サミュエル画廊Galerie Claude Samuel(パリ)サイト掲載の山田氏の作品の写真
ヴィラ・タマリス Villa Tamaris
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■かぎ針編み、ぶんぶん鼠さん■

かぎ針編みでアクリルたわし用の毛糸をつかってこんなものをつくりました。

080430-04.jpg
あれ。
080430-05.jpg
あれ。
080430-08.jpg 
ぴたり。

用途は「尻尾を持って振り回して遊ぶ」です。ストレス解消になります。
(子どもの玩具に、と思ったのですが、娘はすぐ飽きてしまいました。)

話は違いますが、大月画伯にすごいことをききました。


巖谷國士はなんと携帯で原稿を書いているそうです(!)


なかなか信じない私に、大月氏は、「証拠」として大月氏の個展のために巖谷先生が書いた文章をメールでフォワードしてきたのですが、かなり長いのにそれも携帯で全部打ってありました。

携帯でこんな長文がかけるなんて、まるで女子高生みたいです。


大月さんの作品展は今回はオブジェです。
私は大月氏の作品ではオブジェが一番好きです。
5月7日から、パリのVallois画廊にて。
wwLa-voie-lointaine-dm.jpg


そういえば巖谷先生訳の『類推の山』(ルネ・ドーマル)も処分されてしまった書籍の中に入っていたことを思いだしてしまいました。悲しいです。

■ルーブル美術館のヤン・ファーブル展■

janfabre.jpgルーブル美術館のヤン・ファーブル展。閉館時間が近く、焦っていたため、入る時には気がつかなかったのですが、出る時に気がついたら、展示されている一画の入り口に、こんなインスタレーションが。

実物より小さいヤン・ファーブルの蝋(?)人形が、フランドル絵画に鼻を突っ込み、鼻はぐしゃりと折れて流血して床に血だまりをつくっています。
耳の穴の毛が風で動きそうなリアルなつくり。

この人は、他にも、自分の血を使ったデッサン、骨(こちらは頼朝公ご幼少の折の頭蓋骨ではあるまいしさすがに自分のではないけど)を輪切りにしてつなぎあわせてつくったオブジェなど、私には非常に発想が女性的と思われるものをつくります。

これが女性アーティストだったらこの作風は凡庸かもしれませんが、ヤン・ファーブルがおっさんなところに、この人がビッグになった理由の一つがある気がいたします。

080413-40.jpg

ルーベンスの大作が並ぶ部屋で、墓石の上に横たわるミミズになったヤン・ファーブル。ミミズの体にはぽわぽわと毛が生えており、痰が絡まったみたいな音をさせて息をしながらミミズのヤン・ファーブルがなにやら朗読していました。


ヤン080413-04
どうやったらこんなに玉虫の羽根を集められるのでしょうか。
まさか曾じいちゃんの遺したコレクションにでも手をつけたのでは?

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Author:後ろ向きな人
手芸と育児のほっこり主婦日記。
couture, crochet, point de croix, manga insolite
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